春学期の振り返り3
グループプロジェクト編1
メンバー決めが重要なのよ。。。
2月から始まった5か月間の春学期の振り返りシリーズ第3弾です。
2月から5月までの4カ月間あった2つの授業で、
それぞれ1つずつグループ研究を行いました。
どちらも授業のテーマの枠内であれば、題材は自由。
かつメンバーも自由に決定してよいというものでした。
メンバー決めは授業が始まって一週目。
プレマスターを履修した者同士はなんとなく顔見知りですが、
学部から上がってきた子や、直接マスターに入ってきた元学部生の子は
初めまして状態。
なので、興味のあるテーマが共通している子だったり、
やっぱり顔見知り同士でグループが出来上がりました。
学部卒の子はオランダ人のみだったので、オランダ人グループができました。
(レポートは英語かオランダ語で提出なのでオランダ語で書くことにしたようです)
私はというと、プレマスターから一番仲の良かったロシア人の子と
扱いたいテーマが同じだったフランス人、イタリア人の子とグループを組みました。
みんななんとなーく決めたグループでしたが、
今振り返ればこの瞬間が研究において一番重要な場面だったような。。。
なぜなら、多少得手不得手なありつつ全体の学力、研究レベルは大体同じなので、
それ以外の個人的な要素:
モチベーションの差やグループ貢献度、チームワークができるかできないか
といった点がその後の研究の質を左右したからです。
私のグループは幸運にも”まじめな”子、つまり
・割り振ったパートを指定日までに完成させる
・文章、構成、分析などの質にこだわり妥協しない
・変更、編集などの伝達ができる
といった子がそろっていたので、目立った問題はなく研究を進めることができました。
(もちろん、小さな問題は多々ありましたが、、、)
一方、他のグループを見てみると
上記のことができないということに加え、
・グループに貢献しようという気持ちが全くない
(「私インターンシップもやってるから、明日のミーティングはこれないし、自分のパートもやれないわ」あるいは共有したパートの質が明らかに低くやっつけ仕事)
・グループの会話に参加しない
など、いわゆるフリーライダーが多くいたようで
まじめに頑張ろうとしているメンバーばかりが負担を背負っていました。
グループ研究は4カ月間で研究計画から論文執筆までを全てこなさねばならず、
なおかつ通常のliteratre meetingと並行、他の授業のグループ研究や課題とも並行して
やらなければいけません。
なので、メンバーが協力して効率的に進めることが重要です。
メンバーに恵まれなかった友人は、返信の来ないグループチャットでの議論をあきらめ、一人黙々と作業をこなしていました。
その子曰く「やらないならやらないでいいんだよ、たまに自分も貢献していますみたいな顔して、質の低い役に立たないものを共有してくるのが一番腹が立つ!」そうな。
明らかに一人だけ頑張ったのに、最終的に受けとる成績は同じですからね。。。
本当にかわいそうでした。
ということで、グループプロジェクトはメンバー決めが命。
覚えておいてくださいね~